X11on MAC について (2007.12.19)
OpenDirectoryを使って学生のアカウントを制御するようにした。
X11を学生のアカウントで使うと変だ。
調べて見ると -nolisten tcp になってしまうことがわかった。
なぜなんだ?
とりあえず早急に動かさないといけないのでこういう方法をとることにした。
そもそもXの本体は /usr/X11R6/X にある。ただし、これは/usr/X11R6/Xquartz にリンクが張ってある。
アプリケーション/ユーティリティにあるX11で動くのは
/Application/Utilities/X11.app/Contents/Macos/X11であるが、じつは
これはほんもののXquartzのフロントエンドでしかない。XDMCPやto
onajiyounaと同じようなものだ。
こいつが強制的に(なぜか) -nolisten にしてしまう。
かといってダイレクトにXquartzを起動すると、ドックにX11が現れないし、X11のメニューもでないので不便だ。
そこでこのようにして対策した。
学生にはXを起動するときはターミナルから ィニt& xinit & してもらうことに
した。そしてあらかじめ
/Application/Utilities/X11.app/Contents/Macos/X11は変更して
これがじつはXquartzであるようにしておく。
学生のホームディレクトリィには .xinitrc .xserverrc に
次のようなものを入れといてもらう。
これでいまのところ普通のように動かせている。
# mv /Application/Utilities/X11.app/Contents/Macos/X11 /Application/Utilities/X11.app/Contents/Macos/X11.original
# ln -s /usr/X11R6/Xquartz /Application/Utilities/X11.app/Contents/Macos/X11

また .xinitrc .xserverrcはこんな感じ
% cat .xinitrc
% cat .xserverrc